盛岡市 ささき歯科医院 歯周病&インプラントクリニック

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 歯ハは新聞 VOL. 5 平成18年 冬季号発行

 明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年は例年に比べて積雪量が多く、降り出す時期も早くて困りましたね。
 スノースポーツをされる方には、最高のシーズンかもしれません!!風邪も流行っていますので、手洗い・うがいはこまめにしましょう。
 さて、今回のテーマはキシリトールについてです。普段噛んでいるガムの種類を変えるだけでムシ歯予防になるかもしれません!是非、読んでみてください。

キシリトールとは?

 天然素材の甘味料で、白樺や樫などの樹木から採取した成分を原料としたものを、『キシリトール』という。甘さにより唾液を出させる効果と、プラーク中のミュータンス菌を減少させ、むし歯の原因となる酸生成を抑制する効果をもつ優れた食品素材です。
 これを毎日のデンタルケアに上手に取り入れることにより、健康な歯を作ることが期待できます。
 ガムやタブレットなど、たくさんの種類のキシリトール商品が販売されています。もともとキシリトールは、右の図のような果物や野菜に多く含まれています。
 キシリトール製品だけにたよるのではなく、これらの食材を積極的に調理してバランスのとれた食事をとることが、ひいては歯の環境を整えることにもつながります。

【どのくらい摂取し続けると効果がでるか?】
 天然の成分ですので薬品のような効き方と異なり、2週間から1ヶ月くらいで効果があらわれますが、その効果を有効に持続させるには1~2年の摂取が必要とされています。

キシリトールを摂取するとなぜむし歯が抑制されるのか?

【キシリトールガムを噛むと、歯磨きは必要ないの?】
 歯磨きはあくまで必要です。粘着性のあるプラーク(歯垢)をサラサラにさせる働きがキシリトールにはあるので、ガムを噛んだ後にはみがきをすると、プラークを簡単に取り除くことができるようになります。

【フッ素入り歯磨き剤との併用は効果的?】
 そのとおりです。フッ化物とキシリトールを併用すると効果は増大し、新しいむし歯の発生を抑えることができます。

【妊婦はキシリトールを採っても大丈夫?】
 安全です。特に産後、乳幼児へのミュータンス菌の感染が抑えられると言われているので、むしろ妊婦にとってはもってこいの食材と言えるかも知れません。
 また、歯の力が弱くてガムを噛めない方専用にタブレット状になったキシリトールも販売されており、お年寄りもご利用いただけます。

【さいごに】
・キシリトールは魔法の薬ではない。
 『好きなお菓子をいくら食べても後でキシリトールを噛めばむし歯にならない』『キシリトールを噛めばむし歯にならない』『キシリトール入り、と書いてあるお菓子だからむし歯にならない』etc・・・とお考えならちょっと待って!キシリトールはむし歯を防ぐ万能薬ではありません。節度ある食生活やバランスのとれた栄養、きめ細かいデンタルケアの習慣と相互に働き合って初めてその効果も有効に作用するもの。ブラッシングの習慣は今までどおり大切にしてください。

~・~・~院長からのコーナー~・~・~

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