盛岡市 ささき歯科医院 歯周病&インプラントクリニック

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 歯ハは新聞 VOL. 9 平成19年 春季号発行

 皆さん、こんにちは。今年は雪も少ないまま冬が過ぎて、あっという間に春が来ましたね。雪が少なかったのはとても楽でしたが、異常気象で皆さんご体調崩されたりしておりませんか?また、暖冬でお困りの方も中にはいらしたのではないかと思います。今冬の異常気象は、地球温暖化が原因の一つではないかと言われています。地球温暖化は環境問題に起因しているそうです。今環境の為に私たちが出来る事を、身近なことからやっていきましょう!!

 さて、今回のテーマは「ご家族とお子さんの口腔ケアについて」です。健康で豊かに生きるための基本は、毎日の食事をおいしく食べられること。そのために大切な役割を果たしているのが歯の健康です。子どもの歯の健康づくりは、お母さんのおなかにいるときからスタートします。そして生涯にわたって健康な歯でいられる生活習慣の基礎をつくるのは乳幼児期だそうです。「健康な歯でおいしく食べる…」そんなご家族の暮らしにお役に立てれば幸いです☆

参考文献 親子ではじめる歯の健康miniブック(https://www.mcfh.or.jp/

規則正しい生活を

 むし歯になるのは「歯磨きをきちんとしないから」だけではなく、生活リズム、特に“食生活”と大きく関係しています。
 朝食をしっかり食べるには早起きが必要ですね。外で元気に遊べば、おなかもすいてごはんもおいしく食べられます。おやつは捕食の意味もありますが、ダラダラ食べずに時間を決めましょう。なるべく夕食は早めに済ませ、寝る前の飲食は避けて、できるだけ早く寝る習慣をつけてみて下さい。このような生活リズムをつくれば、むし歯の危険性はかなり減らすことができると言われています。☆

身近な人からうつりやすいむし歯菌

《生まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯菌はいません!》
 生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはむし歯菌は存在せず、乳歯が生え始める頃から3歳くらいまでに、主に保育者であるお母さんからうつります。2~3歳までに、むし歯菌が子どもの口の中に住みつかなければ、将来むし歯になる可能性を大きく減らせます。

《むし歯菌が子どもにうつらないように気をつけてあげましょう!》
 むし歯は口うつしで食べさせることでうつりやすくなります。歯ブラシやスプーンなど赤ちゃんと共用するのは、やめましょう。唾液に混じっむし歯菌がスプーンを介して赤ちゃんの口にうつってしまいます。お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも気をつけましょう。

《お母さんのむし歯菌を少なくしておきましょう!》
 ただし、赤ちゃんの健やかな成長のためにも、スキンシップは大切です。
 お母さんは、あまり神経質になりすぎず、むし歯を治療したり、歯磨きを丁寧に行う、キシリトールを習慣的に取り入れる等の方法が効果的です。むし歯菌をうつす可能性を減らすためにも、お母さんだけでなく家族全員で、むし歯菌を減らしましょう。

歯のはえ方と磨き方

 むし歯予防には、規則正しい生活と上手な歯磨きが効果的です。
 小さいうちから歯磨きの習慣をつけましょう!!

≪ 歯のはえ方 ≫ ≪ 歯の磨き方 ≫
(生後)6ヶ月~9ヶ月ころ
下の前歯が生えてくる

9ヶ月~10ヶ月ころ
上の前歯が生えてくる
◎歯がはえ始めたころ
スキンシップの一環として、口のまわりを触られるのに慣れさせていきます。下の前歯がはえてきたら、ガーゼで磨きましょう。
11ヶ月~1歳
上下の前歯が4本ずつはえる
◎上下の前歯がはえてきたら
上の前歯は唾液が届きにくいので、歯についた汚れはなかなか自然に落ちません。そろそろ歯ブラシを使って磨きましょう!
1歳2ヶ月~1歳6ヶ月ころ
奥歯(第一乳臼歯)がはえる

1歳4ヶ月~1歳9ヶ月ころ
犬歯がはえる
◎奥歯がはえてきたら
奥歯は臼状の形をし、溝があるので汚れがたまりがちです。1日1回できれば寝る前にきちんと磨いてあげて下さい。子どもにも歯ブラシを与えて、家族で歯磨きしましょう!
2歳6ヶ月ころ
奥歯(第2乳臼歯)がはえる
◎上下の歯が20本そろったころ
子ども自身にも歯ブラシで磨く練習をさせ、歯磨きを習慣づけましょう。ただし、最後は大人が仕上げ磨きをしてあげましょう!
3歳

6歳
最初の永久歯(6歳臼歯)がはえる
◎乳歯から永久歯にはえかわるころ
最初の永久歯の奥歯は、手前の歯よりも一段低く、歯ブラシも届きにくいです。気をつけて磨くように子どもに注意しましょう。まだまだ磨き残しがあるかもしれないので、大人がチェックしましょう!

※歯のはえ方や順番、歯ならびなどに不安のあるときは、いつでもお尋ね下さい。

よく噛んで食べる子に育てよう

子どもは、離乳期から少しずついろいろな食べ物を経験しながら、噛むことを覚えていきます。

《 自分で食べる意欲を大切に 》
 「よく噛んで食べる」ことは、成長とともに自然に身につくことではありません。自分の手やスプーン、フォークなどを使って食べる練習をしながら、前歯で噛み切り、奥歯ですりつぶすという、歯を使った咀しゃくの仕方を覚えていきます。
 自分のひと口量の感覚は唇でとらえ、前歯で噛み切らないとわかりません。親にとっては、もどかしいかもしれませんが、できるだけ自分で食べようとする意欲を育てましょう!

《 無理に硬いものを食べさせても噛む力は育ちません 》
  奥歯が生えそろわないうちは、すりつぶすことができないので、硬いものや繊維の多いものは上手に食べられません。幼児のうちはまだ噛む力も不十分です。噛む力をつけようと、無理に硬いものや繊維の多いものを与えると、丸飲みや口の中にためるような食べ方を覚えてしまいがちです。子どもの歯や口の成長、発達に合わせて、食べ物の形や大きさ、調理方法などで硬さを調節しながら、噛んで食べるとおいしいことを伝えていきましょう。

《 噛むことの大切さ 》
1)唾液の分泌がよくなるので、口の清掃性を高めむし歯予防になります。
2)歯ぐきがマッサージされ、歯肉炎を防ぎます。
3)食べ過ぎや肥満防止になります。
4)よく味わえるので味覚の発達を助け、心も安定します。
5)食べ物を噛み砕き、唾液と混ぜ合わせることで、硬いものや乾燥した食べ物が食べやすくなります。

ささき歯科医院 院長&スタッフより

 さて、いかがでしたでしょうか?皆さんのまわりのご家族、ご親戚、ご友人などにもお伝えいただき参考にしていただければと思います。次回号では、「むし歯になるとなぜいけないか」などのお話をいたします☆★☆

院 長
もうあとわずかで、Ski(スキー)のシーズンは終わってしまいます。今年はあんまり滑られなかったので、来シーズンは、もっと雪が降って欲しいと思う、気の早い院長でした。
歯科衛生士  佐藤 あゆみ
新人衛生士の勝文子さんが入ってとてもうれしく思っている私です!私も刺激を受けながら、楽しく頑張っていこうと思っています。そろそろ本格化する花粉シーズンに、今はちょっと恐れおののいています。
歯科衛生士  勝文子 由枝(しょうぶんこ ゆきえ)
新しく入りました、歯科衛生士の勝文子です。歯科衛生士になったばかりですが、いつも元気に明るく、一生懸命頑張ります!
よろしくお願いします。
トリートメントコーディネーター  熊沢 沙由里
新しく4月がまたスタートしました。新人の勝文子さんも入社して、私も久しぶりに初心に返った様です。今年の目標は、トリートメントコーディネーターとして、皆様にお口の健康についてアドバイスがたくさんできればと思っています。
よろしくお願いします。
受付・歯科助手・秘書  吉田 光恵
ささき歯科医院に来て1年が経ちました。今年もたくさんのことを吸収し、成長できるように、日々頑張ります。公私共に充実させられるように、が目標です。まずは、自転車通勤を継続させることからです!!
消毒・滅菌担当  中村 志津子
整理整頓が大好きです。皆が気持ち良く動ける様に、これからも頑張ります。ポメラニアン2匹のお母さんです。

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